札幌市の遺品整理.com札幌 別館(遺品整理スタッフブログ)
中沢教授の「遺品整理」ブログ

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孤立 

金曜日, 6月 8th, 2012
無縁化社会・孤立 などの言葉をよく耳にします。

阪神淡路大震災のときに、仮設住宅で孤独死の問題が大きく取り上げられ、昨年の震災後のケアにその経験が役立てられています。

復興庁のサイトには、仮設住宅に住まわれている方むけのハンドブックがあります。

内容云々よりも、こうして孤立することへの警鐘(問題提起)が一番大切なのかと思います。

無縁化社会と呼ばれ、自分の肉親(親兄弟)とも疎遠な人たちが増え、地域のコミュニティも形骸化している・・・

確かに、自分の時間は大切でしょうし、限られた小さなつながり(夫婦・親子)でいるほうが気楽かもしれません。

ですが、普段こういった小さな枠の中にいる人が、いきなり知らない人たちと交流するということも難しいというのも現実でしょう

無縁化といわれる現象を「こうすれば解決する!」というのはなかなか難しいでしょうけど、ほんの少しの勇気さえもてれば、小さいながらも変えていくことが出来るのではないかと、日々ビクビクしながらも考えているのでした。

例えば、明らかに困っていそうな人に「どうしかしましたか?」と、声をかけれれば・・・具合の悪そうな人に「どうしましたか?」と・・・

ほんのちょっとの勇気でひょっとすると日本は変わるのではないかとも、思っています。

震災の中の遺品

木曜日, 7月 21st, 2011
最近少しづつ、震災後の活動に関する報道が減りつつあるような気がします。

メディアは商売ですから仕方ないのかもしれませんね。

自分はいまだに被災地へ行っておりませんし、いけそうにありませんが、震災後にご主人の遺品を探しているご婦人や、保管場所の体育館へ足しげく通われる方などをTVで見るたびに、いろいろなことを考えさせられます。

今もなお、変わらない「無縁社会」と、つい昨日まで普通の日常を送っていたのに、今はがれきの中を身内の形見を探す人たち。

どちらも直接的な何かをしてあげることはできません。

東北に直接何かはできませんが、ここ北海道に避難してこられた方には、当社は、震災直後から社長以下、業務と並行してできる限りの支援をしてきたつもりです。

そして、無縁化にはいったい何がしてあげられるのでしょうか?

避難してこられてきた方々を見て気付くことは、仲間と打ち解けあい、すぐに輪の中に入っていける人と、なかなか打ち解けられず孤立してしまう人がいます。

これは、避難してきた方々に限ったことではありませんが、短い時間であっという間にわかれるのです。
老若男女問いません・・でも・・・女性の方が仲間作りは上手ですね。

孤立して孤独死される方に男性が多いことは過去にも何度もお伝えしてきました。

年配男性は、自分もよく感じるのですが、とっつきにくいところがあります。

それぞれの方に対して上手く距離感をつかんで、接してあげられればまた違うのかもしれませんね。難しいですが・・・

考えつつも、日々の業務に忙殺されて頭の中から消えがちな事、何とか少しでも力になれないのかと考えています・・。

過去の報道では、写真アルバムや、時計などを自衛隊やボランティアの方が集めて一時保管場所に陳列していましたね

写真だけでも戻って喜ぶ人の姿を見て、日々行っている仕事も、やはり根底は一緒だとつくづく感じます。