こんばんわ。
本日は、札幌市内北区某所の一軒家さんの遺品整理へ伺いました。
お住まいになっていたのは、年配の女性です。
ご遺族はすでにそれぞれ独立しており、別な場所にお住まいになっております。
晩年、なかなか片付けなどがはかどらず、結構散らかってはおりましたが、元来几帳面な方のようで、物がおおむね同じような場所に整理整頓されているのでした。
二階はすでに物置状態でした。
部屋の中にある物は、ほとんどが古いもので、家具も本も昔の物が多かったです。
書道の先生をされていたようで、立派な軸に作品がしたためられていました。
書状や楯もたくさんありましたので、有名な方だったのかもしれません。
片付けながら、写真がたくさんありましたので保管させていただきました。
写真を片付けながら、いつも思うのですが、亡くなられた方が大切にしておられた昔の写真は、是非一緒にしておいてあげてほしいと思うのです。
家族(場合によっては依頼者様の幼少のころの写真)などもよく見かけます。
自分も人の親ですので、親心はなんとなく理解できるので、これが残されていると悲しくなってしまいます。
なにかに挟まっていることもありますので、全て完璧に写真を分別できるわけではありませんが、出来る限りの片付けも承りますので、どうか写真はお持ちになってほしいと感じました。
いまはデジカメ全盛ですので、何十年かすると写真というものがほとんどなくなってしまうかもしれません。
大切な系譜の証です。