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中沢教授の遺品整理ブログ館

Archive for the ‘家族’ Category

本日の遺品整理 札幌市北区の2階建て一軒家

火曜日, 8月 16th, 2011
こんばんわ。

本日は、札幌市内北区某所の一軒家さんの遺品整理へ伺いました。

お住まいになっていたのは、年配の女性です。

ご遺族はすでにそれぞれ独立しており、別な場所にお住まいになっております。

晩年、なかなか片付けなどがはかどらず、結構散らかってはおりましたが、元来几帳面な方のようで、物がおおむね同じような場所に整理整頓されているのでした。

二階はすでに物置状態でした。

部屋の中にある物は、ほとんどが古いもので、家具も本も昔の物が多かったです。

書道の先生をされていたようで、立派な軸に作品がしたためられていました。

書状や楯もたくさんありましたので、有名な方だったのかもしれません。

片付けながら、写真がたくさんありましたので保管させていただきました。

写真を片付けながら、いつも思うのですが、亡くなられた方が大切にしておられた昔の写真は、是非一緒にしておいてあげてほしいと思うのです。

(場合によっては依頼者様の幼少のころの写真)などもよく見かけます。

自分も人の親ですので、親心はなんとなく理解できるので、これが残されていると悲しくなってしまいます。

なにかに挟まっていることもありますので、全て完璧に写真を分別できるわけではありませんが、出来る限りの片付けも承りますので、どうか写真はお持ちになってほしいと感じました。

いまはデジカメ全盛ですので、何十年かすると写真というものがほとんどなくなってしまうかもしれません。

大切な系譜の証です。

ゴミと一緒の過去帖をみて感じた無縁化の一端

日曜日, 4月 17th, 2011
先日ご遺品を整理していたとき、雑貨や本類の中から過去帖が出できました。!

過去帖とは、先祖代々の命日や戒名・俗名などを綴った、その家の歴史を知ることができるものです。

位牌はなくなった方の数だけ用意され、多くなったらお寺にお返しすることになりますが、過去帖は追記されていくものですから、大切に保管し受け継いでいけば、自分の過去のルーツや自分たちの子孫が過去を知ることもできます。

過去帖が無くなれば、自分の歴史を遡ることもできなくなってしまいます。

自分の子供や孫や子孫が、自分のルーツを調べたいと思っても、手がかりがなくなってしまうのです。

無縁化」と言われる事象について語られることもありますが、無縁化とは自己中心化なのかもしれません。

自分のことだけしか考えられないから、人や自分の親・子との縁も希薄になり、ついには無縁となってしまうのかもしれません。

自分の肉親とも縁が薄い人が他人とうまくやっていけるのでしょうか?

自分だけのことを考え、自分だけの世界を作ってしまう人は、最後に自分だけになってしまうのでしょう・・

人は生まれた瞬間死ぬことが決定する

金曜日, 2月 4th, 2011
なにやら怪しげなタイトルになってしまいましたが、人が生まれたら、その瞬間死ぬことが決定するんですよね。

当たり前なのですが、生を受ければ最期がやってきます。

自分は今年で人生半分以上行ったかな?という年です。

いつか死にますから、せめてそれまでにある程度は人としてなすべきことを見つけてなしたいと思います。

その、なすべきことを見つけるまでにかかる時間が長い人と短い人で、人生の充実度がかわってくるのでしょうかね?

こうありたい・こうなりたい 

と、目標が決まっている人は強くなれるような気がします。

自分は?

と、自問しますと・・・・まだまだ漠然としていますね。

さて、以前独居の高齢男性が孤独死(孤立死)の危険性が高く増加していることを書きました。

自分も、妻がいますので、最後まで仲良く一緒にいれるといいなぁと思っています。

相手の気持ちはわかりませんがw

さて、故人ではありますが、俳人に橋本多佳子さんという方がいらっしゃいまして、夫への恋句でも有名な方です。(夫は彼女が38歳の時に亡くなっています)

夫恋へば 吾に死ねよと 青葉木菟

もっといろいろありますが、上の句など、本当にすごいなぁと・・・こんなに愛される夫って一体・・・と、思うほどです。

そんな彼女の最期の句が

 雪はげしき書き遺すこと何ぞ多き

らしいです。

多くを書くと、自分(中沢)が基本的に何も知らないことがばれてしまいますので、俳句に関してはこのくらいですが、いろんな意味でも妻(彼女でも可)は大事にしてあげたほうがいいですね。

おひとりさま という本 上野 千鶴子・中澤 まゆみ

日曜日, 1月 2nd, 2011

という本に目が行きました。

一冊は、「男おひとりさま術」という中澤 まゆみさんの著作で、もう一冊は「おひとりさまの老後」という上野 千鶴子さんの著作です。

このシリーズ、タイトルになかなか惹かれるものがありますね。

中身を少し読もうかとおもったら・・・子供が・・・^^;

家に帰りそれぞれの著者さんにつきまして調べて見ましたが・・・うぅむ・・・本の中身を見ないとなんともいえませんが、それぞれ独特な世界が広がっていそうな予感がします。

今度機会があったら、さわりだけでも見てみますか・・・

独居老人に関する統計

木曜日, 10月 14th, 2010
前回は核家族について書いたのですが、その記事の冒頭で ・無縁社会という単語を並べました。

独居老人(65歳以上の一人暮らし世帯)はどれくらいの数(率)あのかというと、全世帯数の約7%(福祉チャンネル)という数値らしいです。

この数値は2000年の厚生労働省のものなので、現在はもっと増えているのではないかと思います。

例えば、仙台市の65歳以上のうち独居老人は2007年で21%以上。
都市部には独居する老人が多いらしいですね。

札幌に関しては見つけていませんが、比較的新しい数値では、2009年国民生活基礎調査で全国の65歳以上の独居老人世帯はは962万3000世帯らしいですね・・

年々増加の一途をたどっていることを鑑みると、数年後に1000万世帯になるのでしょうか。

こういった、一人暮らしのお年寄りが増えているということを知ると、孤独死などの件数が増えてしまうのではないかと心配ですね。

65歳を老人と言うには少々早い気もしますし、若い人でも孤独死するケースがあるのですが、やはりリスクは高いでしょう。

こういった独居老人世帯へ電話して、安否確認をするサービスというのも提供されているようです。

本当は、家族が直接連絡する方がいいと思うのは自分だけでしょうか?

体調が悪いとか、心配させるようなことは第3者が連絡する方が、ひょっとすると、素直に話してくれるかもしれないですね・・・

家族の無縁化・・・北海道新聞

火曜日, 8月 31st, 2010
.comの運営母体である株式会社ルーツ・オブ・ジャパンの代表取締役社長である湊源道が北海道新聞社の取材を受けました。

平成22年8月31日の紙面・「家族希薄・進む無縁化」と題した記事で遺品整理会社として取り上げられています。

北海道新聞記事

我々遺品整理会社のサービスに対する需要が高まる背景に、家族間の関係の希薄化が少なからず・・・・いえ、大きく関係しています。

記事でも紹介されたような、家族の過去帳や位牌すら不用であると処分を希望されるケースは稀有なことではありません。

自分は、遺品整理という仕事に携わることで生き方や家族など、自分の人生観が少なからず変化しました。

家族への向き合い方も少しですが変わった気がします。

遺品整理という仕事がなくなるということは考えづらいですが、その背景がこういったネガティブなものではなく前向きなものになってくれることを祈ります。