札幌市の遺品整理.com 別館
中沢教授の遺品整理ブログ館

Archive for the ‘孤独死’ Category

札幌市在宅福祉活動団体連絡会講演会

日曜日, 1月 23rd, 2011
去る昨年12月21日、札幌市在宅福祉活動団体連絡会講演会にて弊社代表取締役 湊源道が「無縁社会の現状~遺品整理業者の視点から」と題して講演を行わせていただきました。
概要パンフレットなど詳しくは、北海道社会福祉士会のお知らせページでごらんいただけます。

また、簡単にではありますが、遺品整理.comの札幌サイト取材情報ページにも写真と合わせまして掲載させていただいております。

高齢化社会が進む日本で、誰にも看取られることなく死亡する「」や「身寄りのいない人の死」の現状など、誰もが迎える死について、遺品整理業者の視点から現代社会の問題点を再考。

このブログでも、(孤立死)や独居・無縁化などについていろいろと考えや情報について書いたりしていますが、これらはおそらく人間が存在する限り無くならない問題なのではないかと思います。

孤独死の背景

土曜日, 12月 25th, 2010
NHKスペシャル「 ~“無縁死” 3万2千人の衝撃~」という番組はとても参考になりました。

.comもNHKや地元北海道新聞などメディアの取材を何度か受けていますが、とてもいい放送だったと思います。

孤独死するケースで、独身男性が多いことは過去にもいろいろなデータや事例で紹介していますが、こうなる背景にはどういった理由があってそうなっているのでしょう?

ひとつの原因に「」というものもあるのではないかと思います。

AllAboutの西郷理恵子さんの記事では、熟年離婚が30年前の5.7倍ということです。
地域に馴染めない独身の高齢男性が増えている要因のひとつなのかもしれません。

興味深いのは、熟年離婚の危険度についても書かれていて、つい自分の妻とのやり取りを振り返ってしまいました^^;

札幌市と孤独死

火曜日, 10月 26th, 2010
こんばんわ。

札幌市で起こっている孤独死の推移が知りたかったのですが、うまく情報を見つけ出すことができませんでした。

年間に一体何名の方が孤独死という末期を迎えてしまったのか・・・増加の傾向や時期などを知りたかったのですが・・・^^;

代わりと言っては何ですが、少し参考になる情報と孤独死に向き合っているのかどうかはわかりませんが、多分NPO法人さんのサイトを見つけました。

まずは、孤独死に関する数値の掲載された情報として、URの東京足立区花畑団地の孤独死数について数値を紹介しているブログがありました。

出処はよくわかりませんし、他人さまのブログでの記事なので内容までは確認していませんが、おそらくは大丈夫なのではないかと・・
URは全国で約1800団地77万戸の賃貸住宅を管理。URが統計を取り始めた99年度の孤独死は207人だったが、毎年増え続け、最新の06年度では517人で2・5倍に膨らんでいる。
  引用元:金杉文夫のリョーガン・マーケット(竜頷市場)

7年間で2.5倍・・・一体今はどれくらいの人が孤独死という状況で亡くなられているでしょうか

次は、札幌市で孤独死の防止や高齢者のための仕組みづくりに取り組むシーズネット北海道です。

無縁社会などの問題に対する講演会なども行われているようです。

札幌市にこういった団体があることに少し安心しましたが、ここを利用している・利用できる高齢者が一体どれくらいいるのだろうか・・・

そこがポイントになるのではないでしょうか。

生活ゴミと死臭の部屋

木曜日, 10月 21st, 2010

昨日、独居老人の孤独死現場に行きました。

遺体の処理は終わっていたのですが、部屋の荷物は死臭がついてしまっていました。

その部屋は、よくある・・・そう、ゴミが大量にある状況です。

一人暮らしの男性にありがちな状況でした。

6畳と8畳の二間。奥の6畳間には、生活ゴミ・脱ぎ散らかされた衣類や下着まで・・・コンビニ弁当の殻や雑誌・・・とにかく、一部屋が完全にゴミ屋敷状態。

手前の八畳間には、布団があたとおぼしき跡・・食器で埋まった流し・・・かろうじて見ることができそうなTV・・

冷蔵庫には小さな褐色の粒・・これは・・蛆虫の跡・・・

大きな家具はなく、とにかく死臭の染み付いたゴミを黙々と仕分けて処理していく内容でした。

彼はこの部屋で、どんなことを考えながら生活していたのでしょうか?

ほとんどのことを諦めていたのか・・・

故人の思いまではわかりませんが、きっとどうにかしたいとも少しは思っていたのではないだろうか?

そして・・・自力では何も出来ないで最期を迎えてしまったのでしょうか?

遺品整理という仕事は、他人の生活・人生を見てしまう仕事です。そして、どうしても自分のことを考えてしまいます。

どんな最期を迎えるのだろうか?どうしても考えずにはいられません。

現場は、数時間でゴミを処理して、最後は消臭作業をして完了です。

消臭は消臭部隊に任せてゴミを処分場に運ぶので現場をあとにしました。
きっとわからないくらいすっきりしていることでしょう。

夏だったら、結構きつかったかもしれません・・。

無縁社会

日曜日, 10月 17th, 2010
前々回の核家族
前回の独居老人
今回は無縁社会についてです。

無縁社会という言葉は、2010年1月のNHKスペシャルで用いられ、もはや一般に通用する言葉になったのではないでしょうか。

自殺  行き倒れ死     

これら、今までとは違った末期を迎える人が増えている現代を象徴している言葉ですね。

我々は商売柄、孤独死された現場・近所の方が気づいて病院へ運ばれた後亡くなった・自殺された・・・・いろいろな状況を見て・聞いてきました。

一番やるせなくなるのは、新聞の取材で紹介させていただいたケースでしょうか・・。ご遺族が悲しみながらも、片付けている姿もさぞかし辛いのでしょうと思うのですが、肉親から「どうでもいいから」と、言われるようなケースに立ち会うと、それはそれで少々辛い気持ちになります。

ただ、そこにいたるまでに色々なことがあって、今があるのでしょう。他人にはわからない原因でそうなってしまったのでしょう。

自分も過去に同じように肉親を拒絶した経験があるので、なんとなくですがわかります。

我々がどうこうできるものではないとわかっていますが、少しでもご遺族の方の負担を和らげることが出来れば、そう思って仕事に励むことにしています。

独居老人に関する統計

木曜日, 10月 14th, 2010
前回は核家族について書いたのですが、その記事の冒頭で ・無縁社会という単語を並べました。

独居老人(65歳以上の一人暮らし世帯)はどれくらいの数(率)あのかというと、全世帯数の約7%(福祉チャンネル)という数値らしいです。

この数値は2000年の厚生労働省のものなので、現在はもっと増えているのではないかと思います。

例えば、仙台市の65歳以上のうち独居老人は2007年で21%以上。
都市部には独居する老人が多いらしいですね。

札幌に関しては見つけていませんが、比較的新しい数値では、2009年国民生活基礎調査で全国の65歳以上の独居老人世帯はは962万3000世帯らしいですね・・

年々増加の一途をたどっていることを鑑みると、数年後に1000万世帯になるのでしょうか。

こういった、一人暮らしのお年寄りが増えているということを知ると、孤独死などの件数が増えてしまうのではないかと心配ですね。

65歳を老人と言うには少々早い気もしますし、若い人でも孤独死するケースがあるのですが、やはりリスクは高いでしょう。

こういった独居老人世帯へ電話して、安否確認をするサービスというのも提供されているようです。

本当は、家族が直接連絡する方がいいと思うのは自分だけでしょうか?

体調が悪いとか、心配させるようなことは第3者が連絡する方が、ひょっとすると、素直に話してくれるかもしれないですね・・・