これも無縁化社会の縮図?
こんばんわ
この老夫婦は、妻が幼い時に親のようにかわいがってくれたご夫婦で、ある意味義理の親のような存在でした。
遺品整理.comの中沢です。
無縁化について時折このブログで取り上げてきましたが、意外にも、身近なところで痛感する出来事がありました。
それは、自分の知人の出来事でした。
老夫婦の奥様が無くなり、旦那様も入院し数か月が経過しています。この老夫婦は、妻が幼い時に親のようにかわいがってくれたご夫婦で、ある意味義理の親のような存在でした。
ご夫婦の間には3人のお子さんがいるのですが、みんな就職して札幌から関東や地方へ移り住んでいて、ほとんど帰ってきません。
父親がこんな状態ですし、おそらくもう自宅に帰ることはないのではないかというのが、現実です。
そこで、現在借りている部屋について聞くと、何もせず放置状態だとのことでした。
みんな家族を持ち、別の場所に暮らして仕事もしているので、なかなか面倒も見れないというのが現状で・・・親のために仕事を辞めるわけにもいかないのでしょう。
それは分かるのですが、兄弟が3人もいて誰も何もしていないというこの現実が、身近にあることに驚きました。
自分も確かに自分の都合で父親には何もしてやれませんでした。
そんなことがチクリと思いだされ・・・つい、「兄弟3人で少しづつ予算出してくれたらウチで家の中を全部片付けてあげるよ。」と、口走ってしまいました。
あの時できなかったことを思い出しながら、自分がしてやれる精一杯ですが、何とか応えてくれることを願っています。
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