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中沢教授の「遺品整理」ブログ

自宅で最期を・・ 千歳市で看取り士~柴田久美子さんの公演

お久しぶりの中沢です。

本日6月18日、千歳市ベルクラシックリアンにて行われました、花育家森直子さんと、看取り士 柴田久美子さんのトークショー「あなたはどこで  を迎えたいですか? 誰に側にいてほしいですか? “看取る人の想い、看取られる人の想い”」を拝聴してまいりました。

なごみの里の理念や活動などはリンク先を参照してください。

看取り士の柴田さんの話は興味深く、われわれ遺品整理業者とはまったく反対にいる方のようですが、根底には孤立死(孤独死)・無縁化・少子化への警鐘や日本古来のよき風習・文化などへの深い理解と敬意があることを感じました。

私がこの遺品整理という仕事にかかわっている理由のひとつは過去にも書いたことがありましたが、凄惨だったり、孤独だったり、不幸な最期を迎えた方のご遺品にかかわる機会も多く、自身の親も不幸な最期だったことから、こんな幸せな最期を迎えられる方もいるのだと関心いたしました。とても新鮮でした。

そして、ショーが終わり忙しそうな柴田さんに自分の仕事などを説明し、ひとつだけ質問させていただきました。

「片付けが進んで、お客様の中には思い出や感情から涙される方もいらっしゃいます。実は、このときかける言葉がなかなか無いのです。どんな言葉をかけてあげるのがよいのでしょうか?」と・・・

柴田さんは「苦労をねぎらう簡単な言葉でいいんですよ。大変でしたね とか お疲れではないですか?とか」といやな顔ひとつせずに応えてくれました。

考えればわかりそうなものですが、飾ったりうまい言い回しである必要などなく、そこに思いがあればそれでよいのですね。

美しいことだけではない、人の死に近い場所で働いている自分の感覚が麻痺してしまっているのか、自分の心が貧しくなっているのか、我ながら反省・・・・と、こんな優しい柴田さんに感謝の日でした。

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